出世したいならフォロワーシップを身につけよう

出世したいならフォロワーシップを身につけよう

―出世したい―

組織に属するサラリーマンの場合、出世したいと思う欲求はごく当たり前のものだと思います。

最近の若者は出世意欲があまりないとよく言われますが、20代男性で約60%、30代男性で約42%の人が出世したいという希望を持っているという調査結果が出ています(クロス・マーケティング2015年調査)。

この結果を見る限り、出世したいと思う人の割合はまだまだ多いのが現状だと思います。そりゃあサラリーマンですもの、出世して役職もついて、年収も上がって、職場からも家庭からも評価されたいと思うのは普通のことだと思います。

かく言うアラサーサラリーマンの僕も、もちろん出世したいです。

しかしただ出世したいと願っても出世できないのは当たり前なことです。

出世するためには業務で結果を出し、社内からの評価を得る必要があります。
そしてこの社内からの評価ですが、評価をするのはもちろん会社です。
もっと具体的に言えば、多くの会社では評価をするのは上司です。

今回はそんな上司からの評価も上がり、且つ業務での結果も出しやすくする手法の1つであるフォロワーシップに関して、学ぶ機会がありましたので共有したいと思います。

出世するために必要なスキルとは

リーダーシップ

会社という組織に属している限り、業務を1人で行うということはまずあり得ません。
たとえ営業職で担当の得意先に対して営業を行うのが自分1人だとしても、その背後には上司がいて、同僚がいて、後輩がいて、営業を支えるサポート部門のスタッフたちなど大勢の人が関わったうえで、仕事は成り立っています。

これらの人たちと関わりながら、自分自身の仕事を進めていく上では、「リーダーシップ」が必要になります。
ここでいうリーダーシップとは、上司が部下に発揮するだけのものではなく、新人でも必要とされるものです。

具体的に言えば、業務を行う際に自ら進んで行動し、周りを巻き込んでいくスキルといったものが挙げられます。

このリーダーシップに関しては、今回は深く掘り下げませんのでまた別の機会に記事にしたいと思います。

フォロワーシップ

さて今回僕が出世するために必要なスキルとしてご紹介したいのは「フォロワーシップ」というものです。

多くの人が聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に言ってしまえば、先ほど紹介したリーダーシップの対義語ともいえるスキルです。

その言葉の通り、リーダーをフォローするスキルと言えば、もう少し腹落ちしやすいかもしれないですね。

優秀なリーダーには、優秀なフォロワーがいます。

織田信長と豊臣秀吉、武田信玄と山本勘助などの歴史上の人物や、漫画でいえばキングダムの信と河了貂、アメリカドラマの24でいえばパーマー大統領と補佐官のマイクみたいな関係性がそうだと言えます。

これらの人物は皆、リーダーが動きやすいように常にサポートに回り、リーダーが誤った選択を選びそうになった時には軌道修正してあげています。

このようなリーダーをフォローしてあげるスキルは、会社という組織の中でも発揮することが可能であり、このフォロワーシップを活用することで、リーダーである上司からの信頼と評価を得ることができます。

フォロワーシップとは

フォロワーシップの概要

そもそもフォロワーシップとは、アメリカのカーネギーメロン大学のロバート・ケリー教授が提唱した理論です。日本語でわかりやすく言えば「部下力」などと言われます。
この理論では、組織が出す結果に対してリーダーが及ぼす影響力は1-2割なのに対し、フォロワーが及ぼす影響力は8-9割にも及ぶという調査結果に基づいたものです。
ぶっちゃけ、フォロワーの影響力強すぎじゃね?って思うレベルです笑

先ほども軽く触れましたが、フォロワーシップとはリーダーの指示に従い業務を遂行するだけではなく、リーダーの行為に誤りがあれば、それを正すために意見などの働きかけをする能力です。

会社という組織では、上司の指示にただ従うだけの社員では能力のある社員とは見なされません。
組織というチームのために貢献し(貢献力)、必要な場合は批判的意見も述べる(批判力)ことができる優秀なフォロワーが能力のある社員と見なされます。

フォロワーシップの概要はわかったよ。で、どうやってそれを発揮するの?っていう方に対して、これ以降でフォロワーシップの発揮の仕方について説明します。

フォロワーシップの発揮の仕方は?

上司とのコミュニケーションを円滑にする

フォロワーシップを発揮するためには、上司とのコミュニケーションを円滑にする必要があります。上司との距離を縮めることで、良い関係を構築することが重要です。

上司とのコミュニケーションを円滑にするためには、日ごろから上司のことをよく観察し、タイミングがいいときを狙って声をかけて報・連・相を行うという手段が有効です。

「タイミングがいいときを狙って声をかける」という点がポイントになります。

ぶっちゃけ上司のタイミングのいい時なんて知らねーよ、俺が声かけたいときにかけるんだよって思う方もいるかもしれませんが、上司は部下が思っている以上に忙しいものです。
上司も人間ですからクソ忙しい時に、部下から話しかけられ時間を取られると対応が粗末になったり、イライラしてしまうものです。

僕は上司に何か相談や報告をする際は、上司がトイレなどから戻ってきたタイミングを狙って声をかけるようにしています。
一度デスクを離れて戻るタイミングって、その人の中で業務の区切りの時であることが多いので、そのタイミングの方が話を聞きやすい状態になっていると思うからです。

このようにコミュニケーションを図ることで、上司は常に部下の話を聞きやすい傾向となり、良い関係の構築につながります。

その他にもコミュニケーションを円滑にする方法はたくさんあります。
飲みに行くという手段だってありです。自分自身が飲むのが好きで、上司も飲むのが好きだったら僕はぜひ行くべきだと思います。

必要な時は適切な批判をする

まず上司も一人の人間であり完璧ではないということを認識する必要があります。
完璧でないため誰だって時には誤った判断をしてしまう時があります。

その際にたとえ上司が間違っていることがわかっていても、ビクビクして適切な批判ができないようでは、チーム全体は不利益を被る可能性があります。

上司が誤った判断をしそうなときは、誤った判断であることを根拠をもって説明し、代替案をしっかりと提示しましょう。
適切な批判であれば、上司はその批判をしっかりと受け入れ、判断を改めてくれるはずです。

後輩との信頼関係を構築する

フォロワーシップを発揮するには上司との関係性を構築するだけではなく、自分の下の立場である後輩との信頼関係を構築する必要があります。

フォロワーシップを求められる立場の人の多くは組織の中でも中間的なポジションの人が多いと思います。かく言う私もまさにその立場です。
中間ポジションである人は上司と部下の間をつなぐ重要な役割を担います。

若手社員である後輩は、上司にはなかなか報告できない悩みであったり、仕事の問題を抱えたりしているものです。
そこで上司よりも立場が近いフォロワーの人間が、後輩の抱えるさまざまな問題に対してフォローをしてあげることで、チームとしての生産性はアップします。

後輩との信頼関係のためには、後輩が話しかけてきやすいような雰囲気を醸し出してあげることがが大事です。

また後輩の仕事状況に対して常に意識を向けてあげることも大事です。
悩んでいそうなときはこちらから声をかけてあげる、後輩の仕事が成功したときは一緒になって喜んであげるなどといった振る舞いが信頼関係の構築につながります。

フォロワーシップを発揮して生産性UP、評価UPをして出世しよう!

上司、後輩との信頼関係をうまく築くことでチームの生産性は上がるし、自分自身の評価も上がるし、フォロワーシップっていいことづくめじゃんって感じですよね。

でもフォロワーシップを発揮することはもちろんそんな簡単なことではないと思います。
ぶっちゃけそんな常にいろんなやつに気を使ってばっかいられるかよって感じですしね笑

最初からすべてを実践しようとするとなかなかうまくいかないと思いますので、まずは自分にとって簡単だと思うところから始めてみることをおすすめします。

会社という組織の中でのし上がっていくために同志のみなさん、頑張りましょう!

おわり!